当該ねこカフェにて発生した猫パルボウイルスについて
~当店での取り組み
パルボウイルスは、
関連性のある種の動物にしか感染しません。
今回、発生したとされる猫パルボウイルスは、
同じ猫系の動物にしか感染せず、
うさぎには感染しません。
他に
犬パルボウイルスやパルボウイルスB19などがあり、
犬パルボウイルスは犬系のみ、
パルボウイルスB19は人間に感染します。
今回発生したとされるのは、猫パルボウイルスであるため、
当該ねこカフェで触れあった後、
他の猫を触るとそちらに感染してしまいます。
また、こちらの猫カフェですか、
全店舗を一旦営業を停止したのち、
現在は営業しています。
こちらの猫カフェでは、ずさんな管理により3年半で50頭が死亡していました。
猫→人への感染はございませんが、
人→猫へと運ばれてしまう為、万が一のことを考え、
触れあいの心当たりがおありの方は
ご注意下さいますようお願い致します。(潜伏期間2~12日ほど)
当店は、うさぎのみのうさぎカフェであり、
うさぎには感染しないのですが、やはり万が一のことを考え、
当該の猫カフェからのはしごは禁止させて頂きます。
ご理解ご協力の程、よろしくお願い致します。
当店の取り組み
当店のうさぎさんは30分~1時間の交代でお外にだしています。
またリクエストは受け付けておりません。
リクエストを受けてしまうと、
人気のあるうさぎばかりがお外に出てしまう可能性が出てしまいます。
出ていないうさぎさんは運動ができず可哀想ですし、
これでは休憩がとれない為です。
猫ちゃんは疲れたらキャットタワーに逃げることが可能ですが、
うさぎさんは逃げることが出来ない為、
長くても1時間交代が限度でしょう。
※動物愛護法においても生体に適した休憩を取らせるよう義務付けられています
立地に関して
お店の位置が分かりづらいという意見もございますが、
もともと大通りをさけた静かな場所を選んでいます。
それでも駅からの道のりはまっすぐ徒歩5分となっています。
人通りの多い場所は、騒音が多く
うさぎさんが安心して睡眠をとることが出来ません。
もちろん店内でバンドをするなど論外です。
また店内の照明についても
明るすぎない程度の光量を心がけています。
うさぎさんは本来穴の中で暮らしている動物です。
明るすぎると落ち着かずストレスとなってしまいます。
ケージには当然、光は当てていません。
生きていれば病気になることもあります。
ですが治療可能な症状は全て治療、ケアをしています。
当店の取り組みは愛護法を守る為ではなく、うさぎさんを守る為です。
元気でいつも楽しそうなうさぎさん
知らない人にもとってもかまってちゃん
警戒心の強いハズが、とっても豊かな表情を見せてくれます。
適切な環境なのか劣悪な環境なのかは、
動物の表情が語ってくれます。
今回の猫カフェに限らず、
劣悪な環境だと思える動物カフェは他にもあると思われますが、
そんなお店ばかりではないと少しでも知って欲しいと思います。
うさぎカフェ うさびびオーナーより